脱毛で剃り残しはどれくらいならOK?効果が半減しない正しい剃毛方法を解説 - 福岡・沖縄の医療脱毛ならカノアクリニック

医療脱毛を受ける際、施術の前に自分で行う「剃毛」は非常に重要なステップです。適切に剃毛を行うことで、施術効果を最大限に引き出すことができます。
しかし、剃り残しがあった場合に施術ができない、あるいは効果が半減する可能性があるため、事前に正しい方法や注意点を理解しておくことが大切です。
この記事では、剃り残しが施術に与える影響や正しい剃毛のポイントについて詳しく解説します。
<目次>
脱毛前に剃毛が必要な理由
医療脱毛を受けるとき、必ず「前日までに剃毛をお願いします」と案内されます。なぜ脱毛前に剃毛が必要なのか、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。実は、この剃毛は 脱毛効果を高め、肌トラブルを防ぐために欠かせない準備 なのです。
レーザーは毛の黒い色素に反応する
医療レーザー脱毛は、毛に含まれる黒い色素「メラニン」に反応します。レーザー光がメラニンに吸収されると熱エネルギーに変わり、その熱が毛根や毛を作る組織(毛乳頭やバルジ領域)にダメージを与えることで、毛の再生を防ぎます。つまり、レーザーの本来のターゲットは「毛そのもの」ではなく「毛根部分」なのです。
毛が長いとエネルギーが分散してしまう
毛を剃らずに残したまま照射すると、レーザーは毛全体に反応してしまいます。特に毛先や毛の途中で熱が吸収されると、エネルギーが毛根まで届かず、十分な効果を発揮できません。その結果、毛根がしっかり処理されず、数週間後には再び毛が生えてくる可能性があります。これは「剃毛をしていないと効果が半減する」と言われる大きな理由です。
毛先で熱が発生すると肌トラブルの原因に
毛が長いと、毛の表面で熱が強く発生し、皮膚に余計な刺激が伝わることがあります。これが、施術後のやけど・赤み・ヒリつきといったトラブルにつながります。特にVIOや顔など皮膚が薄い部位は、わずかな剃り残しでもリスクが高くなるため注意が必要です。
レーザーを効率よく毛根に届けるためには、毛の長さを1mm以下に整えておくことが理想です。剃毛することで毛の表面でのエネルギーロスを防ぎ、狙った毛根部分にしっかり熱を届けられるようになります。安全性と効果を両立するためにも、脱毛前のシェービングは欠かせない工程なのです。
剃り残しはどれくらいならOK?

脱毛前の自己処理で「剃り残しはどれくらいなら大丈夫?」と不安に思う方は多いもの。少しの残りならOKなのか、追加料金や施術延期になるのか気になりますよね。本記事では剃り残しの目安や正しい剃毛方法を解説します。
医療脱毛前の剃毛は「1mm以下」が基本
医療脱毛では、レーザーの光が毛に反応して毛根へ熱エネルギーを届けることで脱毛効果が得られます。そのため、毛の長さが長すぎると光が毛先で分散してしまい、効果が十分に発揮されません。
最適な毛の長さは 1mm以下。この長さに整えておくことで、レーザーが効率的に毛根に届き、肌への負担も少なくなります。
剃り残しはどれくらいなら大丈夫?
「少しくらいの剃り残しなら大丈夫?」と不安になる方も多いですが、1mm以下の剃り残しであれば施術可能なことがほとんどです。ただし、基準はクリニックやサロンによって異なり、厳しくチェックされる場合もあります。
そのため、施術を受ける前に自分の通うクリニックに確認しておくと安心です。
剃り残しが多いとどうなる?
もし剃り残しが多い状態で来院すると、以下のような対応が取られることがあります。
無料で剃毛対応してもらえる
背中・うなじ・Oラインなど、自分では手が届きにくい部位は無料でシェービングしてくれるクリニックもあります。
剃毛料金が発生する場合も
剃り残しが広範囲にある場合、別途シェービング代がかかることがあります。3,000円~5,000円が剃毛代の相場です。
剃り残し部位は照射しない
剃毛が不十分でレーザー照射によるリスク(やけどや炎症)が高いと判断された場合、その日の施術ができないこともあります。剃り残しがあるところの照射は避けて、他の部位は照射が可能です。
剃り残しが多いと、追加料金や施術延期になることもあるため、自己処理は入念に行いましょう。
KANNO'A.clinicでは、患者様に安心して施術を受けていただけるよう、背中やうなじなど自分では剃りにくい部位については、無料で剃毛対応を行っていますのでご安心ください。
剃り残しが脱毛効果に与える影響
脱毛前に「剃り残しはなぜいけないの?」と疑問に思う方は多いでしょう。実は毛が残ったままではレーザーの光が正しく反応せず、効果が半減したり肌トラブルの原因になることも。本記事ではその理由をわかりやすく解説します。
脱毛効果が半減する
毛が長いまま残っていると、レーザーのエネルギーが皮膚の外に出ている毛の部分で吸収されてしまいます。本来は毛根に熱を届けて毛を生えなくするのが目的ですが、毛先でエネルギーが分散してしまうため、毛根に十分なダメージを与えられません。
結果として、毛根がしっかり破壊されず、再び毛が生えてくる可能性が高まります。つまり、せっかく医療脱毛を受けても本来の効果が発揮されにくくなるのです。
肌トラブルのリスクが高まる
剃り残しがある状態でレーザーを照射すると、毛が焦げて熱を帯びやすくなります。この焦げた毛が皮膚に触れることで、やけどや炎症などの肌トラブルを引き起こす恐れがあります。
特にVIOや顔など皮膚が薄い部位は敏感で、赤みやかゆみが強く出やすいのが特徴です。また、焦げ臭さや施術中の痛みの強まりといった不快感につながることもあります。
施術ができない部位が出てくる可能性も
剃り残しが多い場合、施術前にスタッフが追加で剃毛を行う必要があります。その分施術全体の時間が延びるだけでなく、脱毛クリニックは完全予約制のところがほとんどです。限られた施術時間の中で照射できる範囲が狭まってしまう可能性もあります。
その結果、予定していた部位すべてを施術できなかったり、脱毛完了までの期間が延びてしまうことがあります。スムーズな施術を受けるためにも、事前の自己処理が重要です。
正しい剃毛の方法とコツ

医療脱毛の効果を最大限に引き出すためには、正しい剃毛が欠かせません。剃毛のタイミングは 施術の前日夜がベストです。当日に処理すると肌への負担が残りやすく、数日前では毛が伸びてしまうため、脱毛効果が下がる原因になります。
前日の夜に、肌を清潔にしてから電動シェーバーで優しく処理し、仕上げに保湿を行うのが理想的です。以下の手順を参考にしてください。
1.肌を清潔にする
医療脱毛前の自己処理では、まず 肌を清潔に保つことが大切 です。シャワーや入浴で皮脂や汚れを落とし、温かいお湯で毛を柔らかくしてから剃毛を始めましょう。毛が柔らかくなることでシェーバーが滑りやすくなり、肌への摩擦やダメージを軽減できます。
2.電動シェーバーを使う
剃毛には 電動シェーバーがおすすめ です。カミソリは深剃りできる反面、肌表面を傷つけやすく、赤みやカミソリ負けの原因になります。カミソリ負けや肌荒れしている部分は照射ができないことがあるため、十分注意しましょう。
電動シェーバーなら肌に直接刃が当たりにくく、敏感肌の方でも安心です。ジェルなどを塗布せず乾いた状態でも使えるタイプを選ぶと、手軽にシェービングができます。
3.優しく剃る
自己処理の際は、シェーバーを強く押し付けず 毛流れに沿って優しく剃る のが基本です。力を入れすぎると肌の角質まで削ってしまい、乾燥や炎症を招くことがあります。逆剃りはきれいに剃れるように見えますが、肌ダメージが大きいため避けるのが安心です。
4.見えにくい部分は鏡を活用する
うなじ・腰・VIOなどの見えにくい部位は、鏡を使って角度を変えながら確認するのがポイントです。無理に手探りで剃ると剃り残しやケガの原因になります。自分で難しい場合は、信頼できる家族やパートナーにサポートをお願いするのも良い方法です。
VIOラインの処理方法
VIOは毛が太く密集しているため、特に丁寧なシェービングが必要です。
- まず長い毛を 1?1.5cm程度にハサミでカット します。刃先が粘膜に向かないよう十分注意してください。
- その後、電動シェーバーを使って少しずつ剃っていきます。
- 凹凸のある部分は、指で肌を軽く引っ張って平らにすると安全に処理できます。
毛を全て剃る「ハイジニーナ」にするか、一部を残すかは好みによって選べます。いずれの場合も、肌を傷つけないよう丁寧な処理が重要です。
5.保湿ケアを忘れずに
剃毛後の肌はバリア機能が低下しており、乾燥や炎症が起きやすい状態です。処理後は必ず 低刺激の保湿クリームやジェル を使って肌を整えましょう。アルコール入りや香料の強いものは刺激になるため避け、敏感肌用や医療脱毛専用の保湿アイテムを選ぶと安心です。
施術当日まで残るべたつきの多い保湿剤を使用すると、レーザーと反応して肌荒れがおきたり、赤みややけどの原因になる場合があります。さっぱりとした使用感のものを選ぶか、当日にシャワーで洗い流すとよいでしょう。
医療脱毛の効果を最大限に高めるには、前日の夜に正しい方法で剃毛することが欠かせません。肌を清潔にしてから電動シェーバーで優しく処理し、見えにくい部分は鏡を活用すると剃毛しやすくなります。
VIOは丁寧に長さを整えてから剃ると安全です。最後にしっかり保湿することで、脱毛効果が下がらず、肌トラブルも予防できます。
脱毛前に避けた方がいい自己処理方法
医療脱毛を受ける前には、毛を1mm以下に剃っておく必要がありますが、自己処理の方法を間違えると肌トラブルや脱毛効果の低下につながります。ここでは避けるべき処理方法を詳しく解説します。
カミソリ
カミソリは毛を根元からきれいに剃れる反面、肌の角質まで削り取ってしまいがちです。特に力を入れて深剃りすると、赤み・ヒリつき・カミソリ負けの原因になります。医療脱毛前は、カミソリではなく 肌に優しい電動シェーバー を使うのが安心です。
毛抜きやワックス脱毛
毛抜きやブラジリアンワックスなどで毛を根本から抜いてしまうと、レーザーが反応する「毛根」がなくなってしまい、脱毛効果が得られません。毛を抜いてしまうと最低でも2ヶ月間は脱毛の施術ができないので注意しましょう。
さらに、毛穴に負担をかけることで埋没毛や炎症を引き起こすリスクも高まります。脱毛を始める前から、毛抜きやワックスでの処理は避けましょう。
除毛クリーム
除毛クリームは毛を溶かして処理しますが、化学成分が肌に刺激を与えるため、敏感になった肌にレーザーを当てると やけどや赤みのリスクが高くなります。施術前の処理方法としては不向きなので使用を控えてください。毛抜きやワックスと同じく、約2ヶ月は脱毛施術を断れらてしまう場合があります。
当日の朝に剃る
脱毛当日の朝に慌てて自己処理をすると、剃毛後の肌ダメージが残ったまま照射を受けることになり、赤みや炎症につながることがあります。剃毛は前日の夜 に済ませるのが最適です。
脱毛前は「カミソリの深剃り」「毛抜きやワックス」「除毛クリーム」「当日朝の処理」といった方法は避けるのが鉄則です。正しい自己処理は 前日の夜に電動シェーバーで優しく剃ること。これを守ることで、肌を守りながら脱毛効果を最大限に引き出せます。
まとめ
KANNO'A.clinicでは、最新式の熱破壊式脱毛機「ジェントルマックスプロプラス」を使用し、高品質な脱毛をリーズナブルに提供しています。
うなじや背中など手が届きにくい部分については無料で剃毛を行い、患者さまが安心して通える環境を整えています。
剃毛に不安がある方も、まずはKANNO'A.clinicの無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。





美容医療において大事なことは患者様にご満足頂き、皆様の生活の質を向上させることは勿論のこと、安全に医療を提供することだと思います。
今まで培ってきた形成外科医としての専門知識と技術を生かし、皆様に安心して受診して頂けるクリニックを目指しております。
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皆様のご来院を心よりお待ちしております。
◆資格・所属学会
日本形成外科学会 専門医/日本美容皮膚科学会 正会員/日本創傷外科学会 正会員/日本形成外科手術手技学会 正会員/日本医学脱毛学会(医師会員)/歯科医師免許