ボトックス注射をした前後に脱毛はできる?リスクと注意点を詳しく解説- 福岡・沖縄の医療脱毛ならカノアクリニック

ボトックス注射と医療脱毛は、どちらも美容医療の分野で非常に人気のある施術ですが、これらを組み合わせて行う際にはタイミングやリスクに注意が必要です。特に、ボトックス注射を行った部位に医療脱毛を行う場合、適切な間隔を空けることが重要です。本記事では、ボトックス注射を受けた前後で脱毛が可能かどうか、またそのリスクと注意点について詳しく解説します。
<目次>
ボトックス注射とは?
ボトックス注射は、ボツリヌス菌から抽出された成分を有効利用し、皮膚や筋肉に注入することで筋肉の動きを一時的に抑える治療法です。筋肉の収縮を和らげることで、額や眉間、目尻の表情ジワを改善でき、アンチエイジングの定番施術として人気があります。
さらに、美容目的だけでなく、多汗症治療や肩こり改善など医療分野でも幅広く用いられています。
ボトックス注射の主な効果・用途
シワ改善
額や眉間、目尻にできる表情ジワに効果的です。笑ったり眉をひそめたときに深く刻まれるシワを和らげ、若々しい印象を与えます。
小顔効果
咬筋と呼ばれるエラ部分の筋肉に注射することで、筋肉の張りを抑え、フェイスラインをスッキリ見せる効果が期待できます。
多汗症治療
ワキ、手のひら、足の裏に注入すると発汗を抑えられ、日常生活の不快感を軽減できます。制汗剤では改善が難しい方にも有効です。
筋肉の張りを緩和
肩やふくらはぎの張りを抑えることで、肩こりの改善や脚のラインをスリムに見せる効果があります。
ボトックス注射の持続期間
効果は施術後すぐにではなく、2?3日後から徐々に現れ、2週間ほどで安定します。持続期間は約3?6ヶ月。時間の経過とともに効果は自然に薄れていきますので、継続的に施術を受けることで効果を維持できます。
ボトックス注射のメリット
- ダウンタイムがほとんどなく、日常生活に支障をきたしにくい
- メスを使わずにシワ改善や小顔効果が得られる
- 繰り返し施術することでより自然な効果を維持できる
ボトックス注射のデメリット・副作用
- 注射部位の赤みや腫れ、内出血が出ることがある
- 過度に注射すると表情が不自然になる可能性
- 妊娠中・授乳中は施術を受けられない
- 効果が永久ではなく定期的な施術が必要
ボトックス注射を受ける際の注意点
- 信頼できる医療機関を選ぶこと
- 経験豊富な医師による施術を受けること
- 施術前のカウンセリングで希望やリスクをしっかり確認すること
- 施術後は激しい運動や飲酒、長時間の入浴を避けること
ボトックス注射がおすすめの人
- 額や眉間、目尻の表情ジワが気になる
- フェイスラインをすっきり見せたい
- ワキ汗や手汗が多く、生活に支障を感じている
- 肩こりやふくらはぎの張りで悩んでいる
- ダウンタイムが少ない美容施術を探している
ボトックス注射は、シワ改善・小顔効果・多汗症治療・筋肉の張りの緩和など幅広い効果が期待できる人気の美容医療です。施術時間も短くダウンタイムも少ないため、仕事や日常生活に支障なく受けられるのが魅力です。
一方で、効果は一時的であり、適切な技術を持つ医師のもとで行わなければ副作用のリスクもあります。安全かつ自然な仕上がりを求めるなら、経験豊富なクリニックでの施術をおすすめします。
ボトックス注射と医療脱毛の関係

ボトックス注射と医療脱毛は、どちらも人気の美容医療ですが、作用する部位や仕組みは全く異なります。本章では両者の関係性や注意すべきポイントをわかりやすく解説します。
それぞれの仕組みの違い
ボトックス注射は、筋肉や神経の働きを一時的に抑えてシワを改善したり、小顔効果や多汗症治療を目的に行われます。これに対し、医療脱毛はレーザーの熱エネルギーを毛根に照射して発毛組織を破壊し、ムダ毛を減らす治療です。
基本的には併用可能
ボトックスが作用するのは「筋肉や神経」、医療脱毛が作用するのは「毛根」と、ターゲットが全く異なるため、原則として同時期に受けても直接的な干渉はありません。そのため、美容目的で両方を組み合わせることも可能です。
注意が必要なケース
ただし、施術部位が近い場合は注意が必要です。特に顔脱毛と額やエラへのボトックスは範囲が重なるため、炎症や薬剤の定着に影響する可能性があります。安全に施術を受けるためには、必ず間隔をあけてスケジュールを調整することが大切です。
ボトックス注射後に脱毛はできる?

ボトックス注射後にすぐ脱毛できるのか不安に思う方は少なくありません。実は注射直後は肌や薬剤への影響があるため注意が必要です。ここでは間隔を空ける目安やリスクを詳しく解説します。
注射直後は避けるべき理由
ボトックス注射を受けた直後の肌は、注射による軽い炎症や赤み、内出血が起こりやすい状態です。このタイミングでレーザー脱毛を行うと、熱刺激によって症状が悪化したり、薬剤が筋肉や神経に定着する前に影響を受けるリスクがあります。そのため、注射後すぐの脱毛は控えることが大切です。
また、ボトックスは熱に弱い性質があるため、定着前にレーザー脱毛の熱を加えると効果が弱まる恐れがあります。そのため、注射直後の脱毛は避け、十分な間隔を空けることが推奨されます。
どれくらい間隔をあけるべき?
一般的には2週間以上の間隔を空けるのが推奨されています。ボトックスは施術後2?3日で効果が出始め、2週間程度で安定します。この期間を経てから脱毛を受ければ、薬剤の効果を損なわずに安心して施術が可能です。特に顔脱毛は注射部位と近いため、間隔を守ることが重要です。
個人差に応じた判断が必要
ボトックスの効果の現れ方やダウンタイムには個人差があります。内出血が長引く人や赤みが強い人は、2週間以上待つほうが安心です。施術を受ける前にクリニックで肌状態を確認してもらい、医師に相談しながらスケジュールを決めるのがベストです。
ボトックス注射後でも脱毛は可能ですが、最低2週間以上の間隔を空けることが推奨されます。肌の回復や薬剤の定着を待ってから脱毛を行うことで、両方の効果を最大限に引き出せます。
ボトックス注射前に脱毛はできる?
ボトックス注射前に脱毛してもいいのか迷う方は多いでしょう。基本的には可能ですが、直前の施術は肌に負担をかける恐れがあります。ここでは安全に受けるための注意点を詳しく解説します。
基本的には可能
ボトックス注射の前に医療脱毛を受けることは、基本的に問題ありません。脱毛は毛根に熱を与える施術であり、ボトックスが作用する筋肉や神経とは関係がないため、直接的に影響することはほとんどありません。
赤みなどがある場合は間をあけた方が安心
ただし、脱毛直後の肌はレーザーによる熱刺激で軽い赤みやヒリつきが残ることがあります。この状態でボトックスを受けると、肌への負担が大きくなり炎症が悪化するリスクがあります。そのため、もし脱毛をした部位に赤みやヒリつきがある場合は、数日?1週間ほど間隔を空けて、赤みが引いてからボトックスの施術を受けると安心です。
カウンセリング時に伝えることが大切
ボトックス注射と脱毛を併用したい場合は、事前にクリニックでスケジュールを共有するのがおすすめです。医師が肌状態や生活習慣を確認しながら、最適なタイミングを提案してくれるため、安全性が高まります。
ボトックス注射前の脱毛は可能ですが、肌トラブルを防ぐために直前は避けて数日あけるのがベストです。事前に相談し、無理のないスケジュールで施術を受けることで、両方の効果をしっかり得られます。
まとめ
ボトックス注射と医療脱毛は、それぞれ作用する部位が異なるため併用は可能ですが、施術のタイミングがとても重要です。特にボトックス後は効果が安定するまでの約2週間は脱毛を避けるのが安心で、ボトックス前も直前ではなく数日あけることをおすすめします。
美容施術を安全に、そして効果的に受けるためには、自己判断せずに必ず医師へ相談することが大切です。KANNO'A.clinicでは、医療脱毛とボトックス注射の施術も取り扱っています。
ボトックスや医療脱毛に精通したスタッフが在籍しており、患者様一人ひとりのスケジュールやお肌の状態に合わせたご提案を行っています。安心して美容医療を受けたい方は、ぜひ一度ご相談ください。




美容医療において大事なことは患者様にご満足頂き、皆様の生活の質を向上させることは勿論のこと、安全に医療を提供することだと思います。
今まで培ってきた形成外科医としての専門知識と技術を生かし、皆様に安心して受診して頂けるクリニックを目指しております。
まずはお気軽にご来院下さい。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
◆資格・所属学会
日本形成外科学会 専門医/日本美容皮膚科学会 正会員/日本創傷外科学会 正会員/日本形成外科手術手技学会 正会員/日本医学脱毛学会(医師会員)/歯科医師免許