脱毛後の肌トラブル、かゆみ・赤み・ブツブツの原因と効果的な対処法 - 医療脱毛ならカノアクリニック
脱毛後の肌トラブルである、かゆみ・赤み・ブツブツが起きたことがある人もいることでしょう。これらの症状は一時的なものであり、適切な対処法を知ることで、肌の回復を早めることができます。以下に、これらの症状の原因と効果的な対処法について詳しく解説します。
<目次>
脱毛後の肌トラブルについて
脱毛後の肌トラブルには、かゆみ、赤み、ブツブツ(毛嚢炎)といった症状がよく見られます。これらのトラブルは一時的なものであり、適切な対処法を知っておくことで症状を早期に改善することが可能です。脱毛後に起こりやすい肌トラブルの原因はどのようなものがあるのでしょうか。
かゆみの原因
かゆみは、脱毛後に皮膚が敏感になるために発生します。レーザーや光脱毛は毛根に熱を加え、毛を破壊する仕組みです。この過程で肌が乾燥しやすくなり、かゆみが生じます。もともと肌が乾燥している場合や、敏感肌の人は特にかゆみを感じやすいです。
赤みの原因
脱毛後の赤みは、脱毛施術による炎症反応です。毛根をターゲットにしたレーザーの熱が周囲の皮膚にも影響を与えることがあります。これにより、毛穴やその周囲が赤くなることがあります。特に、日焼けした肌や敏感な肌は、赤みが強く出やすくなります。
ブツブツ(毛嚢炎)の原因
脱毛後のブツブツ、特に「毛嚢炎」と呼ばれる状態は、毛穴に細菌が入り込み、炎症を起こすことで発生します。脱毛により毛根が破壊された後、毛穴が一時的に開いた状態になるため、そこに細菌や汗、汚れが入り込みやすくなります。また、自己処理を繰り返していると、肌が摩擦や刺激により弱くなり、さらに毛嚢炎のリスクが高まります。
肌トラブルの効果的な対処法
かゆみの対処法
かゆみを感じた場合、以下の対処法を試すことで、症状を緩和できます。
冷却:かゆみがある部分を冷やすことで、皮膚の炎症を抑えることができます。冷たいタオルや冷やしたジェルパックを肌に当て、かゆみを和らげましょう。冷却は一時的な緩和手段として有効です。
保湿:脱毛後の肌は乾燥しやすいため、保湿が重要です。アルコールフリーで無香料の保湿クリームやジェルを使用し、肌をしっかり保湿しましょう。特に、ヒアルロン酸やセラミドが配合された保湿剤が推奨されます。
赤みの対処法
赤みは通常数日で収まりますが、以下の対処法を試すと、より早く回復することがあります。
冷却:かゆみと同様に、赤みがある部分を冷やすことで炎症を抑えることができます。冷水で濡らしたタオルや氷を包んだ布を優しく当て、冷やしましょう。
炎症を抑える薬も処方してもらう:クリニックで脱毛をした場合は医師が常駐しているので、症状に合った薬を処方してもらえます。エステサロンで脱毛の施術を受けた場合は、皮膚科を受診するようにしましょう。
日焼けを避ける:脱毛直後の肌は非常に敏感で、紫外線にさらされると赤みが悪化することがあります。日焼け止めを必ず使用し、外出時は肌を覆う服を着用することが大切です。
ブツブツ(毛嚢炎)の対処法
毛嚢炎が発生した場合、次の方法で早期に対処することが重要です。
清潔を保つ:ブツブツが発生した場合は、患部を清潔に保つことが最も重要です。抗菌作用のある洗浄剤を使って優しく洗い、毛穴を詰まらせないように心がけましょう。
抗生物質の使用:毛嚢炎が悪化した場合や広がった場合は、皮膚科で処方される抗生物質が効果的です。場合によっては、飲み薬の抗生物質が必要になることもありますので、症状が重い場合は早めに医師に相談しましょう。
患部を刺激しない:毛嚢炎ができた場合、患部を掻いたり押したりしないように注意しましょう。刺激を与えることで、炎症が悪化し、傷跡が残るリスクが高まります。
肌トラブルが起きた場合、2~3日経っても症状が改善しない場合は、自己判断せずに、施術を受けたクリニックに速やかに連絡することが重要です。医師による適切な診察を受け、必要な治療や指示を仰ぎましょう。自己判断でケアを続けると、症状が悪化する恐れがあるため、早期に専門家の対応を受けることで、トラブルの悪化を防ぎ、安心して治療を受けることができます。
予防策とアフターケア
適切な脱毛サロン・クリニックの選び方
肌トラブルを最小限に抑えるためには、信頼できる脱毛サロンやクリニックを選ぶことが重要です。医療機関での脱毛は、医師の監督下で医療資格者によって行われるため、全くリスクがないわけではありませんが、アフターケアの面などで安全性が高いです。エステ脱毛に比べ、医療脱毛は適切な出力で施術が行われ、効果的でありながらもリスクを軽減することができます。
アフターケアの重要性
脱毛後のアフターケアは、肌トラブルを予防するために非常に重要です。施術後は保湿クリームを使用して、肌を保護しましょう。また、脱毛後はシャワー浴のみにし、赤みが引くまで入浴を避け、肌を過度に刺激しないように心がけることが重要です。
日常のスキンケア
日常的にスキンケアを怠らないことも、脱毛後の肌トラブルを防ぐ鍵です。特に、敏感肌用の保湿剤や抗炎症成分を含むスキンケア製品を使用することをおすすめします。肌を健やかに保つことで、脱毛後のトラブルも最小限に抑えることができます。以下のポイントを押さえて、施術前の肌を整えましょう。
・保湿を十分に行う
乾燥した肌はレーザーや光の刺激を受けやすくなるため、施術前には保湿をしっかり行い、肌を柔らかく保つことが大切です。
・日焼けを避ける
日焼けした肌はダメージを受けやすく、施術後の炎症や色素沈着のリスクが高まります。日焼け止めを使い、施術前に直射日光を避けましょう。
・自己処理は電動シェーバーがおすすめ
毛抜きやワックスなどの脱毛は、レーザーや光がターゲットとする毛根が抜けてしまうため避け、施術前には電動シェーバーで整えておくことが推奨されます。
・肌の状態をチェック
ニキビや炎症がある場合、施術が難しいことがあるため、肌の状態を確認し、異常があればクリニックに相談しましょう。
これらの事前ケアを行うことで、より安全で効果的な脱毛施術が受けられます。
まとめ
脱毛後のかゆみ・赤み・ブツブツといった肌トラブルは、多くの人が経験するものですが、正しい対処法を知ることで、症状を緩和し、回復を早めることができます。冷却や保湿、炎症を抑えるクリームの使用など、基本的なケアを行うことで肌の健康を保ち、脱毛後の美しい仕上がりを実現しましょう。また、症状が長引いたり、悪化した場合は皮膚科医に相談することを忘れずに。KANNO'A.clinicでは、無料カウンセリングにて医療脱毛のリスクについてもお伝えしています。肌トラブルが起きた時でも、施術後4週間以内であれば診察や薬の処方が無料です。無料にてアフターケアについても相談できますので、お気軽にご来院ください。
美容医療において大事なことは患者様にご満足頂き、皆様の生活の質を向上させることは勿論のこと、安全に医療を提供することだと思います。
今まで培ってきた形成外科医としての専門知識と技術を生かし、皆様に安心して受診して頂けるクリニックを目指しております。
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◆資格・所属学会
日本形成外科学会 専門医/日本美容皮膚科学会 正会員/日本創傷外科学会 正会員/日本形成外科手術手技学会 正会員/日本医学脱毛学会(医師会員)/歯科医師免許