光脱毛(フラッシュ脱毛)と医療脱毛の違いは?仕組みや毛の構造について解説ー福岡・沖縄の医療脱毛ならKANNO'A.clinic(カノアクリニック)

光脱毛(フラッシュ脱毛)と医療脱毛の違いは?仕組みや毛の構造について解説ー福岡・沖縄の医療脱毛ならKANNO'A.clinic(カノアクリニック)

 

脱毛を検討するときに多くの方が迷うのが、「光脱毛と医療脱毛、どちらを選べばいいの?」という点です。見た目の施術は似ていても、使われる機器や効果、通う回数、安全性などには大きな違いがあります。

この記事では、毛の構造や脱毛の基本的な仕組みを踏まえながら、光脱毛(フラッシュ脱毛)と医療脱毛の違いをわかりやすく解説します。自分に合った脱毛方法を選ぶために、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

<目次>

 

 

光脱毛(フラッシュ脱毛)と医療脱毛の違いは?仕組みや毛の構造について解説ー福岡・沖縄の医療脱毛ならKANNO'A.clinic(カノアクリニック)

 

光脱毛(フラッシュ脱毛)と医療脱毛の違いは?仕組みや毛の構造について解説ー福岡・沖縄の医療脱毛ならKANNO'A.clinic(カノアクリニック)

 

 

 

毛の構造について

 

光脱毛(フラッシュ脱毛)と医療脱毛の違いは?仕組みや毛の構造について解説ー福岡・沖縄の医療脱毛ならKANNO'A.clinic(カノアクリニック)

 

体毛は、皮膚の表面に出ている「毛幹(もうかん)」と、皮膚の内側に埋まっている「毛根(もうこん)」で構成されており、毛根の中にはさまざまな組織が集まっています。脱毛の効果は、これらの組織にどう働きかけるかによって決まります。

 


1. 毛乳頭(もうにゅうとう)


毛の最深部に位置し、毛根の一番下にある組織です。血管が通っており、毛母細胞に栄養や酸素を届ける役割を担います。いわば毛の“生命線”のような存在です。
医療レーザー脱毛では、この毛乳頭を高出力のレーザーで破壊することで、毛の再生そのものをストップさせる「永久脱毛効果」が期待できます。

 


2. 毛母細胞(もうぼさいぼう)


毛乳頭の上に存在し、実際に毛を生み出している細胞です。分裂と増殖を繰り返しながら、毛幹を作り上げていきます。毛母細胞も脱毛のターゲットとなり、熱でダメージを与えることで毛の成長が止まります。

 


3. バルジ領域(ばるじりょういき)


近年注目されているのがこの「バルジ領域」。毛乳頭よりも浅い位置にあり、毛の成長を促す「毛包幹細胞」や「色素幹細胞」が集まるエリアです。
このバルジ領域からの信号で毛母細胞が刺激され、毛が再生されるため、ここに熱を与えて機能を弱らせることで、再び毛が生えてこないようにするのがSHR方式などの蓄熱式脱毛の狙いです。

 


4. 毛包(もうほう)


毛全体を包み込む筒状の構造で、毛根と毛幹を守る“毛の通り道”のような存在です。皮脂腺や立毛筋ともつながっており、毛穴と呼ばれる部分もこの構造の一部です。
光脱毛やレーザー脱毛では、この毛包の周囲に熱が加わり、毛乳頭やバルジ領域にダメージを与えることで脱毛効果を得ます。

 

 

光脱毛(フラッシュ脱毛)で照射する毛周期のタイミング

 

光脱毛(フラッシュ脱毛)と医療脱毛の違いは?仕組みや毛の構造について解説ー福岡・沖縄の医療脱毛ならKANNO'A.clinic(カノアクリニック)

 

身体に生える毛は、それぞれが常に同じスピードで成長しているわけではなく、約2カ月周期のサイクルで生え変わっています。これを「毛周期(もうしゅうき)」と呼び、成長期・退行期・休止期という3つの時期に分けられます。光脱毛が効果を発揮するのは、このうち「成長期」の毛のみです。

 


成長期|もっとも脱毛効果が高い時期


成長期は、毛が毛根からしっかりと伸びている段階で、毛乳頭と毛母細胞が活発に働いている状態です。このときの毛はメラニン色素を多く含んでおり、IPL式のようなメラニンに反応する光脱毛機でダメージを与えやすい時期です。
つまり、光脱毛のターゲットは主にこの「成長期の毛」。逆に、成長期以外の毛にはほとんど反応しません。

 


退行期|毛根との接続が弱まる時期


退行期になると、毛の成長が止まり、毛乳頭と毛母細胞の結びつきがゆるんでいく段階になります。この時期はメラニン量も減少し、光脱毛が反応しづらくなります。熱が毛根に届きにくいため、脱毛効果も弱くなります。

 


休止期|毛が抜け落ちる準備をしている時期


休止期は、毛が抜け落ちて皮膚の中で眠っている状態です。毛穴の奥に新しい毛がスタンバイしているため、この段階での脱毛は基本的に無効。照射をしても反応する毛がないため、次の成長期を待つ必要があります。

 

 

なぜ複数回通う必要があるのか?


私たちの体毛は、常にすべてが同じ時期に生えそろっているわけではなく、成長期の毛は全体の約20%程度といわれています。そのため、一度の施術ではすべての毛に効果が届かず、5〜10回以上の施術が必要になるのです。

 
SHR方式なら毛周期に左右されにくい


SHR方式(蓄熱式)は、メラニンではなく毛の司令塔「バルジ領域」にじんわり熱を与える仕組みです。これにより、毛周期を問わず照射が可能になり、1カ月に1回のペースで通えるというメリットがあります。敏感肌や産毛にも対応しやすいのも特長です。

 

 

光脱毛(フラッシュ脱毛)とは?

 

光脱毛(フラッシュ脱毛)は、主にエステサロンで行われている脱毛方法で、特殊な光を使って毛の成長を抑える施術です。黒い色素(メラニン)に反応する光を照射し、毛根に熱を与えることで、毛が再び生えてくる力を弱めていきます。

 

 

「減毛」や「抑毛」が目的

 

医療レーザー脱毛に比べて照射のパワーがやさしく、肌への刺激や痛みが少ないのが特徴です。そのため、「脱毛が初めて」「痛みが苦手」という方からも広く支持されています。照射面積が広く、比較的短時間で広範囲をケアできるのも、光脱毛の魅力のひとつです。

 

ただし、エステサロンで使用できる脱毛機器は出力に制限があり、医療行為である“永久脱毛”は認められていません。エステサロンは医療機関ではないため、医療行為に該当する“永久脱毛”は行えません。そのため、エステで受けられる光脱毛は、あくまでも「減毛」や「抑毛」が目的です。つまり、施術によって毛が目立ちにくくなったり、生えるスピードが遅くなったりする効果は期待できますが、時間が経てばまた毛が生えてくる可能性もあるのです。

 

 

複数回通う必要がある

 

また、光脱毛は1回で全ての毛に効果が出るわけではありません。人間の毛は「毛周期」と呼ばれる成長サイクルに沿って生え変わっており、光脱毛が有効なのはその中でも「成長期」の毛のみ。すべての毛が成長期にあるわけではないため、2〜3カ月ごとに複数回通う必要があります。

 

 

このように、光脱毛は「痛みが少なく手軽に始められるけれど、完全な脱毛を目指すものではない」ということを理解しておくことが大切です。確実にムダ毛をなくしたい方や、肌トラブルのリスクを避けたい方は、医療脱毛との違いも比較しながら、自分に合った方法を選びましょう。

 

 

光脱毛(フラッシュ脱毛)の種類

 

光脱毛(フラッシュ脱毛)と医療脱毛の違いは?仕組みや毛の構造について解説ー福岡・沖縄の医療脱毛ならKANNO'A.clinic(カノアクリニック)

 

一口に「光脱毛」といっても、その仕組みやアプローチ方法にはいくつかの種類があります。どれもメラニン色素や毛包にアプローチして脱毛を行いますが、使われる光の種類や熱の与え方によって、痛みの強さ・効果の出方・通う頻度などが異なります。

 

主に使われているのは「IPL式」「SSC式」「SHR式」の3種類。それぞれにメリット・デメリットがあり、毛質や肌質に合った方式を選ぶことで、よりスムーズな脱毛効果が期待できます。ここでは、それぞれの方式の特徴について詳しく解説します。

 


IPL式(インテンス・パルス・ライト)


IPL脱毛は、光脱毛の中でももっとも一般的な方式で、脱毛サロンでも広く採用されています。「インテンス・パルス・ライト」という広い波長の光を使い、毛の黒いメラニン色素に反応させて、毛根(毛乳頭)に熱ダメージを与える仕組みです。

 

太くて濃い毛には反応しやすく、ワキ・VIO・ヒゲなどには比較的効果が出やすいとされています。一方で、産毛や色素の薄い毛、日焼けした肌には反応しにくく、効果が出づらいこともあります。

 

施術時には輪ゴムで弾かれるような軽い痛みを感じることがありますが、医療脱毛よりも出力が低いため、痛みに弱い方にも選ばれています。毛周期に合わせて2〜3ヶ月おきに通う必要があり、完了までに12回前後が目安です。

 

 
SSC式(スムース・スキン・コントロール)


SSC脱毛は、IPL方式とは異なり「光と専用ジェルの相乗効果」でムダ毛の抑制を目指す脱毛方法です。照射時にジェルを肌に塗布し、そのジェルに含まれる抑毛成分(フィリニーブなど)を光で活性化させることで、毛の再生をゆるやかに抑えていきます。

 

メラニンに直接反応するわけではないため、肌への刺激が少なく、敏感肌の方や子ども向け脱毛にも使われることがあります。痛みも非常に少なく、じんわりとした温かさを感じる程度というのも特徴です。

 

ただし、抑毛効果はやや穏やかで、脱毛完了までに回数がかかる傾向があります。産毛や色素の薄い毛にも一定の効果はありますが、明確な永久脱毛効果はないため、長期的なケアが前提となります。

 

 
SHR式(スーパー・ヘア・リムーバル)


SHR脱毛は、「蓄熱式」とも呼ばれる新しいタイプの光脱毛です。従来のようにメラニン色素に反応させるのではなく、肌の浅い部分にある「バルジ領域」という毛の発生に関わる組織にじんわりと熱を与えることで、毛の再生を抑制します。

 

この方式は毛周期に左右されにくいため、施術間隔が短く、1ヶ月に1回のペースで通えるのが特徴。脱毛期間を短縮したい人には大きなメリットです。また、日焼け肌や色素の薄い産毛にも対応しやすく、顔や手指の脱毛にも適しています。

 

痛みはほとんどなく、「温かいマッサージを受けているよう」と表現されることもあります。ただし、効果がゆっくり現れることがあり、複数回の施術を重ねることで徐々に変化を感じていくタイプです。

 

 

光脱毛と医療レーザー脱毛の違いとは?

 

光脱毛(フラッシュ脱毛)と医療レーザー脱毛は、どちらもムダ毛を減らす方法ですが、効果・安全性・持続性に明確な違いがあります。

 

 

エステサロンでは「抑毛・減毛」が目的

 

まず、光脱毛は主にエステサロンで提供されており、出力が低めの光を使って毛の成長を抑える仕組みです。メラニンに反応する光を当てることで毛根に熱を伝えますが、毛の再生組織を破壊するほどの強さはなく、あくまで「抑毛・減毛」が目的。そのため、脱毛完了後もしばらくするとまた毛が生えてくる可能性があります。

 

さらに、エステサロンでは医療行為ができないため、医師や看護師といった医療従事者は常駐しておらず、万が一の肌トラブルが起きたときに即時の対応が難しいというリスクも。火傷や炎症が起こっても自費で皮膚科にかかるケースもあります。

 

 

永久脱毛が期待できるのは医療脱毛

 

一方、医療レーザー脱毛は、医療機関のみで行える高出力レーザーを使用し、毛の再生に関わる組織(毛乳頭やバルジ領域)をしっかり破壊します。これにより、長期的な脱毛効果(いわゆる永久脱毛)が期待できます。

 

また、医師が常駐し、施術は医療従事者が担当するため、肌質や毛質に合わせた安全な照射が可能で、肌トラブルが起きてもすぐに治療できる安心感があります。

一時的に毛を減らしたい方には光脱毛も選択肢のひとつですが、確実にムダ毛をなくしたい、将来も生えてきてほしくない、万が一に備えておきたいという方には、医療脱毛がおすすめです。

 

 

確実に脱毛したいなら医療脱毛がおすすめ

 

「本気でムダ毛をなくしたい」「もう自己処理に悩まされたくない」そんな方におすすめなのが、医療レーザー脱毛です。

 


医療脱毛は高出力で効果が高い

 

ムダ毛を本気でなくしたい方におすすめなのが、医療レーザー脱毛です。医療脱毛は、医療機関でのみ取り扱える高出力のレーザーを使い、毛根や毛を作る組織に直接ダメージを与えます。そのため、光脱毛よりもはるかに高い効果と持続性が期待でき、永久脱毛にもっとも近い方法とされています。
 

 

医療脱毛の安全性にも注目


もうひとつ大きなポイントが「安全性」です。特に注目したいのが、安全性の違いです。医療脱毛は医師の管理下で、看護師などの医療従事者が施術を行います。肌トラブルが起きた場合も、すぐに医療処置が受けられるため、敏感肌や肌悩みを抱える方でも安心して通えます。

 


エステ脱毛にはリスクもある

 

一方、エステ脱毛では医療資格を持たないスタッフが施術を行い、万が一火傷や炎症が起きてもその場での適切な治療ができないという大きなリスクがあります。また、光脱毛では毛の再生組織を破壊できないため、数年後にまたムダ毛が復活する可能性も否定できません。

医療脱毛は、通う回数こそ少ないものの、1回あたりの効果が高く、長い目で見れば時間的にも経済的にも効率的。もうムダ毛処理に悩まされたくない、安心・確実な脱毛を選びたいという方は、医療脱毛を選ぶことをおすすめします。 これ箇条書きとか段落とか使って見やすくできない?

 


医療脱毛はこんな方におすすめ

 

  • 確実にムダ毛をなくしたい
  • もう何年も脱毛に通いたくない
  • 敏感肌でサロン脱毛に不安がある
  • 肌トラブル時のサポートが欲しい
     

 

効果・安全性・スピードのすべてを重視するなら、医療脱毛がおすすめです。

 

 

まとめ


光脱毛と医療脱毛は、似ているようで大きな違いがあります。
確実にムダ毛をなくしたい、将来的に自己処理から解放されたいという方には、高い脱毛効果と医療的なサポートが受けられる医療脱毛が断然おすすめです。とくに「毛がまた生えてくるのは避けたい」「敏感肌でトラブルが心配」という方にとっては、安全性と信頼性のある医療脱毛が安心です。

 

KANNO'A.clinicでは、最新の熱破壊式医療レーザー「ジェントルマックスプロプラス」を導入し、経験豊富な医療スタッフが患者様一人ひとりの毛質・肌質に合わせて丁寧に対応しています。日本医学脱毛学会に所属し、脱毛効果だけでなく肌の健康にも配慮した医療脱毛を行っています。

全院駅近でアクセス良好、24時間予約を受け付けており、土日診療にも対応しています。医療脱毛に興味があるという方は、ぜひ無料カウンセリングへお越しください。

 

 

光脱毛(フラッシュ脱毛)と医療脱毛の違いは?仕組みや毛の構造について解説ー福岡・沖縄の医療脱毛ならKANNO'A.clinic(カノアクリニック)

著者: KANNO'A.clinic(カノアクリニック)福岡天神院 院長 鈴木大介
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◆資格・所属学会

日本形成外科学会 専門医日本美容皮膚科学会 正会員日本創傷外科学会 正会員日本形成外科手術手技学会 正会員日本医学脱毛学会(医師会員)/歯科医師免許

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