永久脱毛とは?医療脱毛と美容脱毛の違いも解説ー福岡・沖縄の医療脱毛ならKANNO'A.clinic(カノアクリニック)
「永久脱毛って本当に毛が生えてこなくなるの?」と疑問に感じる方は多いと思います。脱毛には「医療脱毛」と「美容脱毛」の2種類があり、それぞれに効果や特徴の違いがあります。
この記事では、永久脱毛の基本から、医療脱毛と美容脱毛の違いまでをわかりやすくご紹介します。自分に合った脱毛方法を見つけるための参考にされてください。
<目次>
そもそも永久脱毛とは?
永久脱毛は、「ムダ毛処理から解放されたい」と願う多くの方に選ばれている脱毛方法のひとつです。
カミソリや毛抜きなどによる自己処理は、
- 手間がかかる
- 肌へのダメージが蓄積する
- 埋没毛や色素沈着などのトラブルが起こりやすい
といったデメリットがあります。そうした悩みを根本から減らしたい方に向けて、毛の再生を長期的に抑える方法として、永久脱毛が注目されています。
永久脱毛のしくみ
永久脱毛では、以下のような組織を破壊することで、毛が生えにくくなります。
- 毛乳頭(もうにゅうとう):毛の成長をつかさどる中心部分
- バルジ領域:発毛を指令する細胞が存在する部位
これらを熱などで破壊することにより、ムダ毛の再生を大幅に抑制することができます。
脱毛方法と特徴
現在、永久脱毛には以下のような方法があります。
- レーザー脱毛:医療機関で行う広範囲対応型の脱毛。効率的かつ短期間で効果を実感しやすい。
- ニードル脱毛:1本ずつ処理する精密な方法。細い毛や色素の薄い毛にも対応可能。
脱毛機器や施術技術の進化により、以前よりも痛みや肌への負担が軽減され、安心して受けられるようになっています。
永久脱毛の意味や定義
永久脱毛とは、毛の再生力を長期間にわたって抑える脱毛方法のことです。
「永久」と聞くと、一生毛が生えてこないと思われがちですが、実際には少し異なります。
アメリカFDAによる定義
FDA(アメリカ食品医薬品局)の定義
- 「最終施術から1か月後の毛の再生率が20%以下」
つまり、多少毛が再生しても、日常生活でムダ毛に悩まされない状態であれば、永久脱毛とされるのです。
この定義に当てはまる脱毛方法は以下の2種類があります。
- レーザー脱毛
- ニードル脱毛(針脱毛)
どちらも医療機関でのみ施術可能で、発毛組織にダメージを与えることで効果を発揮します。正しい定義を知ると、脱毛への理解と満足度を高めることができます。
永久脱毛の仕組み
永久脱毛は、毛が生える根本原因に直接アプローチすることで、長期的な効果をもたらします。
毛は、「毛乳頭」や「バルジ領域」といった細胞から成長します。これらの組織を破壊することで、毛の再生を防ぐのが永久脱毛の仕組みです。
主な施術の仕組みは以下の通りです。
- レーザー脱毛:メラニン色素に反応するレーザーを照射し、毛根や毛乳頭に熱を与えてダメージを与える
- ニードル脱毛:毛穴に針を挿入し、電気や高周波で毛根そのものを破壊する
ただし、毛には毛周期(成長期・退行期・休止期)があるため、1回の施術ですべての毛を処理することはできません。
そのため、5〜10回程度の施術を一定間隔で継続する必要があります。
永久脱毛ができる脱毛方法の種類
永久脱毛に該当する施術方法は、主に医療脱毛である「レーザー脱毛」と「ニードル脱毛」の2種類です。
これらは、毛根や発毛組織を物理的・熱的に破壊することで、毛の再生を長期間抑えます。
ここからは、それぞれの脱毛方法の特長や向いている人、注意点などを詳しく解説します。
レーザー脱毛
レーザー脱毛は、永久脱毛の中でも最も一般的で人気の高い方法です。
特徴
- 高出力レーザーが毛のメラニン色素に反応
- 毛根やバルジ領域に熱ダメージを与える
- 広範囲をスピーディーに施術できる
- 施術時間が短く、太く濃い毛に高い効果
メリット
- 痛みが比較的少ない(麻酔クリーム併用も可能)
- 医師の管理下での安全な施術
- 自己処理がほぼ不要な状態へ
注意点
- 日焼け肌や色素の薄い毛には効果が出にくい
- 複数回(5〜10回)の施術が必要
スピーディーで広範囲の脱毛を希望する方におすすめです。
ニードル脱毛
ニードル脱毛(針脱毛)は、毛穴ごとに直接アプローチする高精度な脱毛方法です。
特徴
- 毛穴に針を入れて、電流や高周波で毛根を破壊
- 白髪や産毛、色素のない毛にも効果
- アメリカでは唯一「永久脱毛」として法的に認可
メリット
- デザイン脱毛(眉・ヒゲ・VIOラインなど)に最適
- 他の脱毛法では対応できない毛にも施術可能
注意点
- 施術に時間と費用がかかる
- 痛みが強い場合がある
- 広範囲の脱毛には不向き
細かい部分の形を整えたい方や、レーザーが効きにくい毛を脱毛したい方に適しています。
光脱毛は永久脱毛じゃない?美容脱毛との違い
「脱毛」と聞くと、「永久脱毛=二度と毛が生えない」と思われることもありますが、光脱毛(IPL脱毛)は永久脱毛には含まれません。光脱毛は、主にエステサロンなどで行われる美容脱毛の一種であり、医療機関で行う医療脱毛とは根本的に異なる点があります。
光脱毛の特徴
- 弱い光エネルギーを毛根に照射し、ダメージを与えることで毛の成長を一時的に抑える
- 照射のパワーが低いため、痛みが少ないことが多い
- 毛の再生を防ぐ力は弱く、施術を休むと毛が再び生えてくる
光脱毛は、安価で肌への負担が少なく手軽に試せる点で人気がありますが、毛根や発毛組織を破壊することはできないため、一時的な減毛・抑毛効果にとどまります。
医療脱毛との違い
美容脱毛(光脱毛) | 医療脱毛(レーザー・ニードル) | |
実施場所 | エステサロン | 医療機関 |
脱毛機の出力 | 弱い | 高い |
効果の持続性 | 一時的な抑毛・減毛効果 | 長期的な減毛・永久脱毛が可能 |
痛み | 比較的少ない | 部位によっては強く感じることもある |
資格の有無 | 無資格スタッフでも施術可能 | 医師・看護師など医療従事者のみ施術可能 |
永久脱毛を目指すなら医療脱毛がおすすめ
「毛を生えにくくしたい」「自己処理を減らしたい」と考えているのであれば、美容脱毛でも一定の満足感は得られます。しかし、「もうムダ毛処理に悩みたくない」と長期的な効果を期待する方には、医療脱毛による永久脱毛が適しています。
目的や肌質、予算に応じて、自分に合った脱毛方法を選ぶことがポイントです。
永久脱毛のメリット
永久脱毛には、ムダ毛を処理するだけでなく、見た目・肌質・日常生活の快適さにおいて多くのメリットがあります。
ここでは、永久脱毛を受けることで得られる7つの主なメリットをわかりやすくご紹介します。
毛が半永久的に生えてこなくなる
永久脱毛では、毛を生やす根本の組織にダメージを与えるため、毛の再生力そのものを弱める効果が期待できます。
一度脱毛が完了すれば、長期間にわたってムダ毛が目立ちにくい状態を保つことが可能です。
- 自己処理が不要なレベルまで毛が減る
- 数年経っても、太く濃い毛は生えにくい
「完全に生えない」わけではありませんが、再び処理が必要になる頻度は大幅に減ります。
自己処理の手間が省ける
カミソリや毛抜きなどによる毎日の自己処理は、時間も手間もかかるうえに肌を傷つけがちです。
永久脱毛を受けることで、これらの面倒な作業から解放されます。
- シェービングの頻度が減る
- 剃り残しやカミソリ負けの心配がなくなる
- 朝の準備や旅行先でもストレスフリー
日常のちょっとした時短にもつながり、肌への負担も軽減されます。
生理中の不快感が軽減される
とくにVIO脱毛は、生理中のムレ・におい・かぶれの軽減に効果的です。
アンダーヘアがあることで、経血が絡んでしまったり、ムレやかゆみが起こりやすくなったりします。
- 通気性が良くなり、ムレにくくなる
- においやかゆみの原因が減る
- 肌トラブルが起きにくくなる
清潔感が保ちやすくなることで、生理期間中も快適に過ごしやすくなります。
肌がキレイに見える
永久脱毛によってムダ毛が目立たなくなると、肌そのものが明るく、なめらかに見えるようになります。
- 毛穴の影がなくなり、肌のトーンが均一に
- カミソリ負けや埋没毛が起きにくくなる
- 色素沈着やくすみの軽減にもつながる
脱毛後は、見た目の美しさだけでなく、触れたときの肌の質感の良さも実感できます。
ツルツル肌になり肌感が良くなる
ムダ毛が減ることで、肌のザラつきがなくなり、すべすべの質感に変化します。
- 自己処理後に残りがちな毛のチクチクとした断面がなくなる
- 触れたときのツルツル感が続く
- 肌に自信が持てるようになる
とくに腕や脚など、他人に見られたり触れられたりする部位で実感しやすいメリットです。
清潔に保ちやすくなる
毛が減ることで、汗や皮脂がたまりにくくなり、肌を清潔に保ちやすくなります。
- ワキやVIOなど、ムレやすい部位の通気性が向上
- 雑菌の繁殖が抑えられ、かゆみや肌荒れの予防に
- 汗をふき取りやすく、日常のケアが簡単に
肌をすぐに清潔な状態に保てるので、運動後や夏場にも快適に過ごせます。
体臭が軽減する
ムダ毛があることで汗や皮脂が毛に残りやすく、体臭の原因となる場合があります。
永久脱毛を行うことで、汗がたまりにくくなり、においの発生も抑えられるのがポイントです。
- ワキやVIOなど、においが気になりやすい部位の改善
- 通気性が良くなり、ムレを防止
- 雑菌が繁殖しにくくなる
体臭が気になる方や、夏場のにおい対策をしたい方にとって、永久脱毛は大きなメリットになります。
永久脱毛を行う際の注意点
永久脱毛は高い効果が期待できる施術ですが、安全に行うためにはいくつかの注意点があります。とくに生理中の施術、施術前後の自己処理方法、肌の状態には十分な配慮が必要です。正しい知識を持たずに進めてしまうと、効果が下がったり、肌トラブルにつながる可能性もあります。
ここでは、永久脱毛を受ける際に押さえておきたい重要なポイントを3つ、わかりやすくご紹介します。
生理中のVIO脱毛はできない
生理中は、基本的にVIO脱毛の施術は受けられません。理由としては、デリケートゾーンの肌がいつも以上に敏感になっており、痛みや赤み、炎症のリスクが高まるためです。
また、衛生面の観点からも、生理中の施術は感染症のリスクなど施術者にも配慮が必要となるため、多くのクリニックではVIOに限り、予約の変更や振替をお願いしています。
生理が重なりそうな時期は、事前に予約を避けておくと安心です。キャンセル規定や変更可能な期限もあらかじめ確認しておくと、スムーズに対応できます。
なお、VIO以外の部位については施術可能なケースもありますので、カウンセリング時に相談しておきましょう。
永久脱毛前後は正しい毛の処理方法を
永久脱毛の前後では、肌への刺激を避けるために正しい毛の処理が重要です。
施術前は、肌を傷つけないよう電気シェーバーでの自己処理がおすすめです。毛抜きやワックス、除毛クリームは毛根を取り除いてしまい、脱毛効果が出にくくなるため避けましょう。施術当日はシェービングを済ませておくとスムーズです。
施術後は肌が敏感になっているため、刺激を与えずしっかりと保湿を行い、数日は自己処理を控えましょう。
日焼け・乾燥に気を付ける
永久脱毛では、レーザーが肌のメラニンに反応して照射されるため、日焼けした肌への施術は避けられる場合があります。日焼けによって肌の色が濃くなると、火傷や色素沈着などのリスクが高まるためです。
また、乾燥している肌もバリア機能が低下しており、施術時の刺激に敏感に反応しやすくなります。乾燥状態では、痛みを強く感じたり、赤みが長引いたりすることもあります。
脱毛期間中は以下を意識するとよいでしょう。
- 外出時は日焼け止めや帽子で紫外線対策
- 毎日の保湿ケアを丁寧に行う
- 刺激の強い化粧品やピーリングは避ける
肌の状態を整えることが、効果的で安全な脱毛につながります。
まとめ
永久脱毛とは、長期的にムダ毛の再生を抑える脱毛方法です。医療脱毛は医療機関でのみ可能で、効果が高く、肌トラブルにも適切に対応できます。
一方、美容脱毛は効果が穏やかで回数が必要です。
KANNO'A.clinicは、日本医学脱毛学会所属のクリニックです。専門スタッフが、最新の熱破壊式脱毛機「ジェントルマックスプロプラス」を使用し、高品質な医療脱毛をリーズナブルに提供しています。全院駅近で、平日20時・土日祝19時まで診療、24時間WEBやLINEから予約が可能です。
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美容医療において大事なことは患者様にご満足頂き、皆様の生活の質を向上させることは勿論のこと、安全に医療を提供することだと思います。
今まで培ってきた形成外科医としての専門知識と技術を生かし、皆様に安心して受診して頂けるクリニックを目指しております。
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皆様のご来院を心よりお待ちしております。
◆資格・所属学会
日本形成外科学会 専門医/日本美容皮膚科学会 正会員/日本創傷外科学会 正会員/日本形成外科手術手技学会 正会員/日本医学脱毛学会(医師会員)/歯科医師免許