「ニードル脱毛は痛い」って本当?痛みの原因と対策を徹底解説ー福岡・沖縄の医療脱毛ならKANNO'A.clinic(カノアクリニック)
「ニードル脱毛=痛い」というイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。確かに毛根に電気を流して処理するため、他の脱毛方法に比べて刺激を感じやすいのは事実です。
ただし、痛みの感じ方には個人差があり、施術する部位や毛質、体調によっても大きく変わります。さらに、クリニックでは麻酔や冷却など痛みを和らげる工夫がされており、工夫次第で負担を減らすことが可能です。本記事では、ニードル脱毛の痛みの原因や仕組み、対策方法まで徹底解説します。
<目次>
- ニードル脱毛の「痛み」はなぜ強い?
- 痛みを最小限に抑える!ニードル脱毛の麻酔と対策
- 痛みと引き換えに得られる!ニードル脱毛の「永久」効果
- ニードル脱毛の痛みに関するよくある質問
- まとめ:痛みの不安を乗り越えて、確実な脱毛効果を手に入れよう
ニードル脱毛の「痛み」はなぜ強い?
ニードル脱毛は毛穴に細い針を入れて電気を流し、毛根を直接処理する方法です。永久脱毛として高い効果が期待できますが、その分「痛みを感じやすい」といわれています。
ムダ毛一本一本にアプローチするニードル脱毛の仕組み
ニードル脱毛は、毛穴ごとにアプローチする特殊な脱毛方法です。まず、毛穴の中に髪の毛よりも細い極細の針(プローブ)を挿入します。脱毛針は皮膚に接する部分が特殊絶縁されているので、電流を流しても皮膚を痛めません。
針が毛根部分に届いたら、そこに電気や高周波を流して熱を発生させます。その熱エネルギーが、毛を作り出す「毛乳頭」や「毛母細胞」といった発毛組織を破壊し、毛の再生力を失わせます。
この処理を一本一本の毛穴に行うため、処理した毛穴からは再び毛が生えにくくなるのが大きな特徴です。毛の色や太さに関係なく施術でき、白髪や産毛も対象にできます。
毛根を破壊するときの痛みの正体
ニードル脱毛で感じる痛みの正体は、電気を流したときに発生する熱です。毛穴に挿入した針から電流が流れると、毛乳頭や毛母細胞といった発毛組織に熱が伝わり、高温状態になります。この熱エネルギーが毛根を破壊することで、脱毛効果が得られるのです。
しかし、毛根の周囲には細かい神経が多く存在しています。発生した熱はその神経を刺激し、瞬間的に「チクッ」と鋭い痛みとして感じられます。これは皮膚表面の刺激ではなく、毛穴の奥の神経が直接反応している痛みのため、ほかの脱毛方法より強く感じやすいのです。
部位や毛質によって違う痛み
顔やVIOは特に痛みが強い
顔やVIOラインは皮膚が薄く、さらに神経や血管が集まっているため、わずかな刺激でも強い痛みを感じやすい部位です。特にVIOはデリケートな部分なので、他の部位に比べてチクッとした鋭い痛みを強く感じる人が多くいます。
腕や脚は比較的痛みが少ない
一方で、腕や脚は皮膚が厚く神経の分布も比較的少ないため、痛みを軽く感じやすい傾向があります。もちろん個人差はありますが、体の中でも「受けやすい部位」といえます。
毛質による違い
毛の太さや濃さも痛みに影響します。
- 太く濃い毛 … 強い電流が必要になり、その分熱も強く発生 → 痛みが増しやすい
- 細い毛(産毛など) … 弱い電流で十分処理できる → 痛みが軽め
毛量による影響
さらに、毛穴の密度が高い部位は施術に時間がかかるため、痛みを感じる回数も増えます。同じ刺激でも「回数が多い」ことで負担が大きくなりやすいのです。
痛みを最小限に抑える!ニードル脱毛の麻酔と対策
ニードル脱毛は効果が高い一方で「痛みが強い」というイメージがつきものです。ですが、医療機関だからこそできる麻酔の使用や、施術中・施術後の工夫によって、痛みを大幅に軽減することが可能です。ここでは代表的な麻酔の種類とその効果、さらに痛みを和らげる方法について解説します。
医療機関だからできる「麻酔」の種類と効果
ニードル脱毛は、毛穴ごとに処理を行うため痛みを感じやすい施術です。しかし、医療機関では安全に使用できる麻酔を取り入れることで、その痛みを大幅に軽減することが可能です。クリニックによって使用できる麻酔の種類や部位が異なります。麻酔の使用については、カウンセリング時にあらかじめ相談しておくと安心です。
ここでは、代表的な3つの麻酔について詳しく見ていきましょう。
表面麻酔(クリームタイプ)
皮膚に直接塗ることで感覚を鈍らせる麻酔です。痛みを「完全になくす」というよりも「和らげる」目的で使われます。
- 効果の特徴:皮膚表面の知覚を抑えるため、針を入れる瞬間や電流を流すときの刺激が弱まります。
- 適している部位:顔やVIOなどデリケートで痛みに敏感な部位。
- 使用方法:施術前に塗布し、30分ほど時間を置いてから効果が表れます。
手軽に使えるため、初めての方や軽度の痛み対策として選ばれることが多いです。
局所麻酔(注射タイプ)
強い痛みが予想される場合に選ばれる麻酔方法です。医師が注射で直接麻酔を注入するため、表面麻酔よりもはるかに効果が高くなります。
- 効果の特徴:針を刺した部分がしっかりと麻痺するため、施術中の痛みをほとんど感じなくなります。
- 適している部位:ヒゲやVIOなど、毛が太く濃く、痛みが強い部位。
- 注意点:注射を打つ際に一瞬チクッとする感覚があることや、まれに腫れや内出血が出る場合があります。
「どうしても痛みに耐えられない」という方にとっては心強い選択肢になります。
笑気麻酔
吸入するタイプの麻酔で、マスクを通じて笑気ガスを吸い込むことで作用します。意識ははっきり残りますが、リラックス状態になり、痛みを感じにくくなるのが特徴です。
- 効果の特徴:不安や緊張をやわらげ、痛みを「気になりにくくする」効果があります。
- 適している方:痛みに敏感な方や、施術への恐怖心が強い方。
- メリット:効果の発現が早く、吸入をやめるとすぐに元に戻るため安心です。
「精神的な不安が大きい」という方には特に有効な方法です。
施術中の痛みを和らげるための呼吸法と工夫
麻酔を使っていても、緊張して体がこわばっていると痛みを強く感じやすくなります。逆に、呼吸や意識の持ち方を少し工夫するだけで、驚くほど刺激を軽く感じられることがあります。ここでは、施術中にできる具体的な工夫をご紹介します。
ゆっくり深呼吸を繰り返す
浅い呼吸は緊張を高めてしまい、痛みに敏感になります。鼻から大きく息を吸い、口から長く吐き出す「深呼吸」を繰り返すことで、自律神経が整い、リラックスした状態を保ちやすくなります。
痛みを感じたら息を「吐く」に集中する
強い刺激を感じた瞬間は、どうしても体に力が入りがちです。そんなときこそ「息を吐く」ことに意識を向けましょう。呼吸に集中することで注意が分散し、痛みそのものを和らげる効果が期待できます。
力を抜いてリラックスする姿勢を心がける
肩や手足に力が入っていると、針を入れる際の感覚が増幅されやすくなります。意識的に肩を落とし、手足の力を抜くようにすることで、刺激を軽く感じやすくなります。
スタッフに痛みを伝える
痛みがあることを伝えることで、レーザーや電流の出力を調整してもらうことができます。医療脱毛では必ず医師や看護師が対応しているため、遠慮せずに相談できるのも安心できるポイントです。
施術後のヒリヒリ感を軽減するアフターケア
ニードル脱毛の直後は、毛穴に熱を加えているため赤みやヒリヒリ感が出やすくなります。これは一時的な炎症反応であり、正しいケアをすれば数日で落ち着くケースがほとんどです。逆に、アフターケアを怠ると赤みが長引いたり、肌荒れにつながることもあります。
冷たいタオルや保冷剤でしっかり冷却する
もし赤みが出ていたら、炎症を抑えるために、施術直後はまず「冷やすこと」が大切です。タオルで包んだ保冷剤や冷水で冷やしたタオルを肌にあて、毛穴周囲の熱を落ち着かせましょう。直接肌に保冷剤を当てると刺激になるため注意が必要です。
低刺激の保湿剤で肌をうるおす
乾燥した肌は刺激に敏感になりやすいため、施術後はしっかり保湿を行いましょう。香料やアルコールが入っていない低刺激タイプの保湿剤がおすすめです。肌のバリア機能を整えることで、赤みやヒリヒリ感の回復も早まります。
紫外線を避けて日焼け止めを塗る
脱毛直後の肌は紫外線にとても敏感です。日焼けをすると炎症が悪化し、色素沈着のリスクも高まります。外出時は日傘や帽子を活用し、低刺激の日焼け止めをこまめに塗り直しましょう。
当日は入浴や飲酒を控える
施術当日は血流が良くなる行為を避けましょう。長風呂やサウナ、激しい運動、飲酒などは赤みや腫れを悪化させる原因になります。シャワーで軽く汗を流す程度にとどめましょう。
痛みと引き換えに得られる!ニードル脱毛の「永久」効果
ニードル脱毛は「痛みが強い」というイメージがありますが、それと引き換えに得られるのが、他の脱毛方法にはない確実な効果です。
毛穴ごとに処理を行うため、一度施術した毛穴からは毛が生えにくくなり、FDA(アメリカ食品医薬品局)の定義にも当てはまる「永久脱毛」として認められています。
ここからは、ニードル脱毛ならではの強みを詳しく見ていきましょう。
唯一の永久脱毛!ニードル脱毛が選ばれる理由
ニードル脱毛は、毛穴の中に極細の針を挿入し、そこから電気や高周波を流して毛根を直接破壊する方法です。毛を作る組織そのものを無力化するため、処理した毛穴から毛が再び生える可能性は極めて低くなります。
この仕組みにより、アメリカFDA(食品医薬品局)が定める「半年以上毛が再生しない状態=永久脱毛」の定義に当てはまる脱毛方法とされています。
確実性が高い
レーザーや光脱毛は「黒い毛」に反応して効果を発揮するため、毛の色や太さによって効果に差が出ることがあります。その点、ニードル脱毛は毛穴に直接アプローチするので、太い毛・細い毛・色素の薄い毛に関わらず確実に処理が可能です。「生えなくする」という意味での信頼性は他の方法と比べて非常に高いのです。
眉やヒゲなど細かい場所をデザインできる
一本ずつ毛穴を狙えるため、眉毛の形を整えたり、ヒゲを一部だけ残したりといったデザイン脱毛にも対応できます。「自然に整えたい」「一部分だけ毛を残したい」といった細かい要望に応えられるのは、ニードル脱毛ならではのメリットです。
一度処理した毛穴は再生しにくい
一度処理された毛穴は、発毛組織が破壊されているため再生しにくいのが特徴です。数年後に「また生えてきた」というケースは極めて少なく、将来にわたって毛の悩みから解放される安心感があります。
こうした特徴から「どうしても確実に毛をなくしたい」「他の方法では効果が薄かった」という方にとって、ニードル脱毛は最後の切り札ともいえる存在です。特に、レーザー脱毛で大部分の毛を減らした後の仕上げや、デザイン性を重視したい部位で選ばれることが多いのも、この確実性と自由度の高さに理由があります。
硬毛化や産毛にも確実に効果を発揮
医療レーザー脱毛や光脱毛は、黒いメラニン色素に反応して毛根に熱を加える仕組みです。そのため、効果が出やすいのは「濃くて太い毛」です。しかし一方で、うぶ毛や細い毛には反応が弱く、十分な効果が得られないことがあります。
さらに、まれに「硬毛化(こうもうか)」と呼ばれる現象が起きることも知られています。これは、もともと細かった毛にレーザーの刺激を与えた結果、逆に太く濃い毛へと変化してしまう状態です。特に顔や二の腕、背中などの細い毛が多い部位で見られることがあります。
ニードル脱毛はこうした弱点をカバーできる方法です。毛穴ごとに針を入れて電流を流すため、毛の太さや色に関係なく毛根を直接破壊できます。つまり、産毛のように色素が少ない毛でも確実に処理でき、硬毛化してしまった毛に対しても高い効果を発揮します。
レーザーや光では反応しない白髪にも対応
医療レーザー脱毛や光脱毛は、毛に含まれるメラニン色素(黒や茶の色素)に反応して熱を発生させ、毛根にダメージを与える仕組みです。そのため黒い毛や濃い毛には高い効果を発揮しますが、色素が少ない毛には反応しにくいという弱点があります。
特に白髪はメラニンをほとんど含まないため、レーザーや光を当てても熱が発生せず、十分な効果が得られません。その結果「レーザー脱毛を受けたのに白髪だけ残ってしまった」というケースが少なくないのです。加齢による白髪や、もともと色素が薄い産毛が気になる方にとっては大きな悩みになりがちです。
そこで効果を発揮するのがニードル脱毛です。毛の色素ではなく、毛穴に直接針を入れて電流を流す仕組みのため、白髪や金髪、赤毛のように色素が薄い毛でも問題なく処理できます。
- 白髪混じりになったヒゲを整えたい
- 年齢とともに目立ってきた眉毛の白髪をなくしたい
- VIOや体毛の中に混ざった白髪もきれいにしたい
こうした要望に対応できるのは、毛色に左右されないニードル脱毛ならではの大きなメリットです。
ニードル脱毛の痛みに関するよくある質問
ニードル脱毛は「効果が確実な反面、痛みが強い」とよく言われます。ここでは、ニードル脱毛の痛みに関する代表的な疑問にお答えし、安心して施術を検討できるように解説していきます。
レーザー脱毛とニードル脱毛、痛いのはどっち?
脱毛を検討している人から特によく聞かれるのが「レーザー脱毛とニードル脱毛、どちらが痛いの?」という疑問です。両方とも医療脱毛に分類され、しっかりとした効果が得られる方法ですが、仕組みが異なるため感じる痛みの種類や強さにも違いがあります。
ニードル脱毛の痛み
ニードル脱毛は毛穴に極細の針を挿入し、電気や高周波を流して毛根を破壊します。このとき毛穴の奥の神経が直接刺激されるため、「毛穴の奥でチクッ」と鋭い痛みを感じやすいのが特徴です。部位や毛質によっては強めの刺激になることもあります。
レーザー脱毛の痛み
レーザー脱毛は毛に含まれる黒いメラニン色素に反応して熱を発生させる仕組みです。感じ方としては「ゴムでパチッと弾かれたような刺激」と表現されることが多く、ニードル脱毛に比べると痛みは軽いといわれています。
個人差や条件による違い
ただし、どちらの脱毛でも痛みの感じ方には個人差があります。体調、肌質、施術する部位、毛の太さなどによっても刺激の強さは変わります。特にVIOやヒゲのように毛が太く密集している部分は、レーザーでも強い痛みを感じることがあります。
どれくらい痛い?痛みを例えると?
ニードル脱毛は「痛い」とよく言われますが、実際にどの程度なのかイメージがつきにくい方も多いと思います。ここでは、患者さんの体験談などでよく使われる“痛みの例え”を紹介します。
よくある痛みの表現
- 細い針でチクッと刺される感覚
- 強めに輪ゴムをパチンと弾かれた刺激
- 静電気がパチッと走ったような感覚
このように「瞬間的に鋭い刺激が走る」という表現をされることが多いです。
痛みはいつまで続く?
ニードル脱毛の痛みについて「施術後もずっと続くのでは?」と心配される方も少なくありません。実際にはどうなのでしょうか。
施術中の痛み
強く感じるのは施術中だけです。針を毛穴に入れて電気を流す瞬間に「チクッ」と鋭い刺激が走りますが、その感覚は一瞬で、持続するものではありません。
施術直後の反応
施術後は熱を加えた影響で毛穴の周りに赤みやヒリヒリ感が出ることがあります。これは軽い炎症反応で、多くは数時間〜1日程度で落ち着きます。
数日以内に回復
適切に冷却や保湿を行えば、数日以内には赤みや刺激は和らぎます。強い痛みが長く続くことはほとんどなく、多くの方が「思っていたより早く落ち着いた」と感じています。
注意点
もし数日たっても強い痛みや腫れが残る場合は、炎症や肌トラブルの可能性もあるため、必ず施術を受けた医療機関に相談しましょう。
まとめ:痛みの不安を乗り越えて、確実な脱毛効果を手に入れよう
ニードル脱毛は毛穴に直接アプローチするため、どうしても痛みを伴います。しかし、医療機関ならではの麻酔や冷却、アフターケアによって負担を減らしながら施術を受けることが可能です。産毛や白髪、硬毛化した毛にも効果を発揮し、唯一「永久脱毛」と呼べる確実性を備えています。
少しの痛みと引き換えに、将来的に毛の悩みから解放される安心感は大きな魅力といえるでしょう。
KANNO'A.clinicでは、最新の熱破壊式レーザー脱毛機「ジェントルマックスプロプラス」とニードル脱毛を導入しています。
レーザーで広範囲を効率的に処理しつつ、対応が難しい白髪や硬毛化した毛、眉毛周りの細かい毛が気になる方にはニードルで丁寧に対応。
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皆様のご来院を心よりお待ちしております。
◆資格・所属学会
日本形成外科学会 専門医/日本美容皮膚科学会 正会員/日本創傷外科学会 正会員/日本形成外科手術手技学会 正会員/日本医学脱毛学会(医師会員)/歯科医師免許