脱毛前の運動や筋トレはOK?プロテインを飲んでも大丈夫?ー福岡・沖縄の医療脱毛ならKANNO'A.clinic(カノアクリニック)
「脱毛前にジムへ行ってもいい?」「プロテインを飲んだら影響ある?」と気になる方も多いのではないでしょうか。実は、脱毛前後の運動や栄養補給は、体温の上昇や血行の変化によって肌トラブルや照射リスクを高めることがあります。特に、医療脱毛ではレーザーが熱を発するため、施術直前の運動は避けた方が安心です。
この記事では、脱毛前に運動や筋トレを控えるべき理由や、プロテイン摂取の注意点について詳しく解説します。
<目次>
脱毛前は運動や筋トレはNG?
脱毛を受ける前は、激しい運動や筋トレは控えるのが基本です。汗をかいたり体温が上がったりすると、照射による熱ダメージが肌に残りやすく、赤みやかゆみ、炎症のリスクが高まるためです。ここでは、脱毛前に避けたい行動とその理由を詳しく解説します。
運動や筋トレをすると肌トラブルのリスクが上がる
脱毛のレーザーや光は、毛根のメラニンに反応して熱を発生させます。施術直前に運動をして体温が高い状態のまま照射すると、熱がこもりやすくなり、炎症・ヒリつき・毛嚢炎などの肌トラブルにつながることがあります。
また、汗をかいたままの肌は雑菌が繁殖しやすく、脱毛後の毛穴から感染するリスクも。
そのため、脱毛の少なくとも2〜3時間前には運動や筋トレを控え、肌を清潔で落ち着いた状態にしておくのが安心です。
日焼けした肌は照射NG
脱毛前の注意点としてもうひとつ大切なのが、日焼けを避けることです。日焼けした肌は炎症を起こしており、レーザー照射をするとやけどや色素沈着を引き起こす可能性があります。
さらに、メラニン量が増えると脱毛レーザーが反応しやすくなり、痛みも強く感じやすくなります。最低でも施術の2ヶ月前からは強い日差しを避け、日焼け止めや長袖でしっかりケアしておくことが大切です。
ピーリングやスクラブも控える
脱毛前にピーリング・スクラブ・レチノール配合のスキンケアなどを使用すると、角質が薄くなり、照射時にヒリつきやすく、赤みが出やすくなることがあります。特に顔やデリケートゾーンなど皮膚が薄い部位は注意が必要です。
施術の1週間前からは刺激の強いスキンケアを控え、保湿重視のケアに切り替えるのが理想です。
脱毛前に心がけたいポイント
- 施術前日は運動・飲酒・入浴を控え、肌を落ち着かせる
- 清潔な状態で来院し、制汗剤やボディクリームは使用しない
- 当日は日焼け止めを使用しない
- 肌が乾燥している場合は、前日までに保湿をしっかり行う
これらを守ることで、照射時の痛みを軽減し、脱毛効果を高めることができます。
脱毛前に運動はなぜNGなのか?
脱毛前の運動や筋トレは、肌への負担を増やす原因になります。特に体温上昇と発汗が、施術中や施術後の肌トラブルにつながるため注意が必要です。ここでは、その理由を詳しく解説します。
体温が上がることで脱毛後の痛みや赤みが増す
運動をすると血流が活発になり、体温が上昇します。脱毛ではレーザーや光を照射して毛根に熱を与えるため、もともと体温が高い状態で施術を受けると、熱がこもりやすくなり、痛みを強く感じやすくなるのです。
さらに、肌が火照ったまま照射すると、レーザーの熱が皮膚内部に滞留し、赤み・ヒリつき・炎症が長引くリスクも。
特に顔やVIO、ワキなどの皮膚が薄い部位は、熱ダメージが残りやすく、炎症後の色素沈着につながることもあります。
施術を受ける際は、運動後2〜3時間はあけて体温が下がってから来院するのが安心です。汗や熱が引いた状態の方が、痛みも少なく、肌への負担を軽減できます。
汗が脱毛によくない影響を及ぼしてしまう
運動によってかく汗は、一見健康的に思えますが、脱毛時の肌には大敵です。汗をかいた肌は雑菌が繁殖しやすく、施術時の照射によって開いた毛穴から細菌が入り、毛嚢炎(もうのうえん)や炎症を起こす可能性があります。
また、汗に含まれる塩分や老廃物が、照射後のデリケートな肌を刺激し、かゆみやピリつきを引き起こすことも。
施術直前に汗をかいた状態で照射を受けると、肌表面が湿っていてレーザーの光が乱反射し、効果が下がる恐れもあります。
清潔で乾いた肌を保つために、脱毛前は運動を控え、シャワーや制汗シートで汗をしっかり拭き取ることが大切です。
直前に運動をしてしまったら?
「予約時間ギリギリでジムに行ってしまった」「走って汗をかいた」など、うっかり脱毛前に運動をしてしまうこともありますよね。そんなときは、無理にそのまま施術を受けず、肌を落ち着かせるための対処を行うことが大切です。
サロンやクリニックに正直に伝える
まずは、運動をしてしまったことを正直に伝えましょう。スタッフや看護師が肌の状態をチェックし、体温の上昇や発汗の程度に応じて照射レベルの調整や時間の変更を提案してくれます。
特に医療脱毛では、肌が火照ったまま施術を行うと炎症ややけどのリスクが高まるため、「今日は肌のために日を改めましょう」と案内されることもあります。これは安全を守るための大切な判断なので、遠慮せず相談してください。
当日の予約変更はキャンセル料が発生したり、その日の分は消化となってしまうクリニックが多いです。脱毛の予約を入れたら、その日は運動しないようにするなど、スケジュール調整をしておきましょう。
可能な限り脱毛箇所を冷やす
もし施術を受けることになった場合は、体温を下げてから行うことが大切です。冷たいタオルや保冷剤などで脱毛部位を軽く冷やし、肌の表面温度を落ち着かせましょう。
ただし、直接保冷剤を肌に当てると刺激になることがあるため、タオル越しに短時間あてるのがポイント。冷やすことで痛みの軽減や赤みの予防にもつながります。
シャワーでしっかり汗を流しきる
汗が残ったままの状態は雑菌が繁殖しやすく、毛穴の炎症やかゆみを引き起こすことがあります。脱毛前には、ぬるめのシャワーでしっかりと汗と皮脂を洗い流しましょう。
ただし、熱いお湯で長時間入浴すると体温が再び上昇するため、軽く汗を流す程度にとどめるのが◎です。肌を清潔に保つことで、照射時の痛みやトラブルを防ぐことができます。
脱毛前のプロテイン摂取はOK?
結論から言うと、脱毛前にプロテインを飲むこと自体は基本的に問題ありません。
ここでは、脱毛前のプロテイン摂取で気をつけたいポイントを詳しく解説します。
プロテインを飲んでも医療脱毛の効果は変わらない
プロテインは、髪や体毛、皮膚、筋肉の主成分であるたんぱく質を効率的に補う食品です。そのため「プロテインを飲むと毛が濃くなって、脱毛効果が下がるのでは?」と不安に思う方もいますが、医療脱毛の効果が弱まることはありません。
医療レーザー脱毛は、毛根のメラニン色素(黒い色素)に反応して熱を与え、毛を生えにくくする仕組みです。プロテインを摂取してもメラニン量や毛根の構造が変わるわけではないため、食事やサプリメントによってレーザーの反応が妨げられることはほぼありません。
プロテインの摂りすぎには注意
ただし、プロテインを過剰に摂取すると、肌荒れや吹き出物などのトラブルが起こることがあります。これは、たんぱく質の代謝で発生する老廃物(アンモニアなど)が肝臓や腎臓に負担をかけ、肌の代謝バランスを崩すためです。
脱毛前後の肌は熱ダメージを受けやすい状態なので、肌荒れがあると赤みや炎症が長引く原因になります。
そのため、プロテインはあくまで食事の補助として取り入れ、1日の摂取量(体重1kgあたり1〜1.5gのたんぱく質)を目安にコントロールすることが大切です。
バランスの良い食事で脱毛の効果をサポート
医療脱毛の効果を最大限に高めるには、栄養バランスの取れた食事が欠かせません。
肌のターンオーバーを整えるビタミンB群・C・E、炎症を抑える亜鉛・マグネシウムなども意識して摂ると、照射後の肌回復がスムーズになります。
特にマグネシウムは、ストレス軽減や代謝サポートにも役立つため、アーモンド・ほうれん草・納豆・バナナなどから補うのがおすすめです。
脱毛後の運動・食事・入浴は注意が必要!
脱毛後の肌はレーザーの熱によって軽い炎症を起こしており、非常にデリケートな状態です。この時期に体温を上げたり、血行を促進する行動を取ると、赤みやかゆみが悪化する原因になります。
ここでは、脱毛後に気をつけたい生活習慣を詳しく紹介します。
脱毛後の運動は24時間控える
施術直後に運動を行うと、体温上昇と発汗により炎症が悪化するおそれがあります。汗に含まれる塩分が照射部位を刺激し、毛嚢炎やかゆみ、赤みの原因になることも。
激しい筋トレ・ランニング・ホットヨガなどは避け、少なくとも24時間は安静に過ごすのが理想です。
体を動かしたい場合は、翌日以降、肌の赤みや熱感が完全におさまってから軽めのストレッチなどにとどめましょう。
脱毛後すぐの入浴はNG
脱毛直後に湯船につかると、血行が促進されて炎症が強まる可能性があります。また、浴槽内の雑菌が毛穴から侵入して、ブツブツやかゆみを引き起こすこともあります。
そのため、当日はぬるめのシャワー(38℃前後)で短時間だけ汗や汚れを流す程度にしましょう。
入浴やサウナ、岩盤浴などは24〜48時間ほど空けて、肌の赤みやヒリつきがないことを確認してから再開するのが安全です。
食事は刺激物やアルコールを避ける
脱毛当日は、アルコール・辛い食べ物・カフェインの摂りすぎに注意が必要です。これらは血流を促進して体温を上げ、施術部位の炎症や赤みを悪化させることがあります。
食事は消化の良いメニューを選び、ビタミンB群やCを含む食材(鶏むね肉・ブロッコリー・果物など)を取り入れると、肌の修復をサポートしてくれます。
また、マグネシウムを含む豆腐・海藻・ナッツ類もおすすめ。肌の鎮静や炎症ケアに役立ちます。
脱毛後の肌は保湿と冷却を最優先に
運動や入浴、食事よりも大切なのが保湿と冷却です。照射後の肌は熱を持っているため、冷たいタオルや保冷剤で軽く冷やし、その後しっかり保湿しましょう。
低刺激のジェルや乳液を使うことで、赤みや乾燥を防ぎ、脱毛効果をより安定させることができます。
まとめ
脱毛前後の運動や入浴、飲酒は体温を上げて炎症を悪化させる原因になるため、少なくとも24時間は控えるのが安心です。
プロテインの摂取自体は問題ありませんが、過剰に摂ると肌荒れや吹き出物を招くことがあるため注意が必要です。施術後は肌が敏感になっているため、しっかり冷却と保湿を行い、刺激を避けて過ごしましょう。
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◆資格・所属学会
日本形成外科学会 専門医/日本美容皮膚科学会 正会員/日本創傷外科学会 正会員/日本形成外科手術手技学会 正会員/日本医学脱毛学会(医師会員)/歯科医師免許